連続増配株投資とは、配当金を毎年増加させている企業に投資を行う手法である。これらの企業は安定した収益力を持っていることが多く、将来的に配当が上がることで、株価も上がっていく傾向になる。前述のように高配当株の中には無理して配当金を支払っている企業もあり、連続増配株を選ぶことでこのような企業を排除することができる。
ここまで見ると連続増配株投資はメリットだけのように思えるが、デメリットもある。それは、
1) 配当が増加傾向ではあるものの、現在の配当利回りが低い。今後段階的に増配しても高配当株として魅力化するまでに時間がかかる銘柄もある
2) 連続増配の記録が何らかの理由により途絶えた場合、連続増配株として買われているので株価が大きく下落する可能性が高い。コロナやリーマンショックのような経済ショックが定期的に起きており、常に増配をすることはそれなりに難易度が高い。
ということだ。
よって、単に連続して増配しているだけでなく、今の配当利回りや安定した業種、ビジネスモデルなのか?についても確認する必要がある。
連続増配株投資もインデックス投資の流れへ
連続増配株投資もパッシブ投資の波が訪れている。米国でもっと有名な連続高配株ETFのVIGは、S&P U.S. Dividend Growers Indexをインデックスとしている。日本では、日経連続増配株指数というものが2023年6月に誕生し2、これに連動する投資信託:iFreeNEXT 日経連続増配株指数3も発売されている。