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優待株投資

優待株投資というのは、配当利回りだけでなく株主優待の利回りも入れて利回りを計算し、銘柄選定を行う投資戦略である。

株主優待は、個人投資家を集めるために発行されている。その為、株主優待は大量に株式を購入しても株数に応じて増えることはない。以下が、人気の高い株主優待を実施しているレストランチェーンのすかいらーくホールディングス(3197)の株主優待だ6

保有株式数年間株主優待
100株~299株4,000円
300株~499株10,000円
500株~999株16,000円
1,000株~34,000円

100株などの少ない金額で購入できる株数でまず優待が付与される。その株を300株、500株、1000株と買い進めても、株式優待の付与率はどんどん下がっていく。また、1000株以上を保有しても優待金額は一切増えない。つまり、100株買って4000円もらえるのであれば、1000株買って4万円、10,000株買えば40万円であれば付与率が一定であるが、そうにはならないということだ。

つまり、優待株投資というのは、最低優待付与株数を購入し、数多くの銘柄を持つことで投資効率が上がる投資戦略だ。

株価の成長、配当リターン以上のリターンを望めるため、インデックス投資に勝つ可能性はある。ただし、株主優待を配っている企業は、株価対策のために個人投資家を集める必要があり、魅力的な優待を出している企業もある。このような株価対策を実施しなくてはいけない企業は、必ずしも好業績の企業ではない。つまり、優待利回りだけを見て投資判断するのは銘柄選定には注意が必要だ。

優待株投資にはいくつかのバリエーションがある。ほぼリスクなしで優待のみを取得する「優待クロス」や優待株狙いの個人投資家の資金が最も蓄積した権利確定日の直前の高値で売る「優待を取らない戦略」などが上げられる。

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