投資で儲けるためには、株価が上下しないといけない。つまり、上下するタイミングを狙って集中投資する戦略がある。
決算タイミング投資
企業の株価が変動する理由として大きいのは業績である。業績が発表されるのは決算タイミングである。そこで決算タイミングの前後で投資を行い超過リターンを出そうといのが決算タイミング投資である。
企業業績が良ければ株価が上がるわけでもない。企業業績が市場の期待を超えたのか?という非常にあいまいな概念で株価の上下運動が行われる。また、米国のハイテク企業などの注目企業は、決算タイミングで多くの人の注目を浴びており短期間で大きく値が動く。非常にギャンブル的な要素も強い投資戦略でもある。
IPO投資(上場タイミング)
IPO(Initial Public Offering)とは、株式公開、ある企業の株を株式市場で売買することをスタートすることを指す。この株式公開日の初めての株価(初値)が、事前の売り出し価格よりも高くなる傾向にある。これを利用し、売り出し価格で買い(事前売り出しに応募し)、公開初日の初値、もしくは、初値に近い時間帯で売り、利ざやを稼ぐという戦略だ。
確実とは言えないが人気の大型株式公開ではほぼ上昇する。最近では東京メトロの株式公開があったが、
・ 公募価格は1200円
・ 初値は1630円(+35.8%)
・ 公開日の終値は1739円(+44.9%)
というのが結果だ9。1日で45%程度のリターンが取れたことになる。
もちろん株には100%はない。ソフトバンク(9434)が上場した際には、
・ 公開価格は1500円
・ 初値は1463円(-2.5%)
・ 公開日の終値は1282円(-14.6%)
と大幅に割れをした10ことも参考情報として書いておく。
株価よりも問題なのは、事前に売り出しされる株式が人気の為購入できないということにある。値上がりが確実そうな株は申し込みも多く、多くの場合は抽選ということになる。つまり、うまい話はないということになる。
株式分割タイミング投資
企業が株式分割を行うタイミングを使った投資である。株式分割を行うと株価が下がることから買いやすくなる。これが呼び水となり株価が上がるという現象が観察される。
株式分割は企業価値に直結しないので、株式を分割したら株価が上がるというのは理論的には説明できないが、現象として良く起こるとされている。
インデックス(指数)採用タイミング投資
このインデックスの入替えをタイミングを利用した投資戦略である。
日経平均は指数の入れ替えタイミングは、4月と10月の年2回、3銘柄が入れ替えの上限とルールが決まっている。日経平均に採用されるとインデックスファンドなどに買われる一方で、銘柄から外れるとインデックスファンドの取引対象から外れる。これによって、株価の上下が起こる。「指数の銘柄入れかえを使った売買」はこのタイミングを利用した投資戦略である。
尚、入れ替え銘柄が発表される前に証券会社のサイトやインターネットメディアで入替銘柄予想記事が公開されることが多い。誰が当たっていたか外れていたか?是非検索してみてほしい。