2000年代の株価下落の中でも耐性があるFIRE資産の6%取崩し戦略(FIRE資産:5000万円/年間生活費:300万円)とは?
FIRE達成を目指している方も多いだろう。現在のFIRE生活を送るための投資運用方法は、オルカンやS&P 500などのインデックスファンドを使ったものが主流だ。どのくらいの資産を貯めれば、一定の生活費を捻出し続けられるか?という計算をする際は、インデックスファンドの過去のデータを元に計算していくしかない。 そして、必ずと言っていいほど問題になるのが株価が振るわなかった2000年代をどう乗り切るかという問題だ。これは、オルカンにしてもS&P 500にしても同じであり、2000年代は米国を中心 ...
インデックス投資、例えば、オルカンで運用しながらFIREする、つまり、働かずに資産運用で暮らしていくという手法がインターネット上で語られている。 たが、一般的に言われている取崩しルールである4%を使うと、5000万円を貯めたとしても、年間200万円(月額16.7万円)しか取崩しかできないことになる。さすがに年間200万円だと暮らしていけないだけろう。その一方で、サラリーマンで5000万も貯めるというのは大きな目標であろう。 ただし、オルカンのリターンは、年率約8%と言われている。4%ではなくもっと取崩し率 ...
資産運用をスタートする際には、「オルカンとS&P 500はどっちが良いのか?」や、個別銘柄の選定、つまり「NTTは初心者向きなのか?」という個別の投資商品の話になることが多い。しかし、古典的な資産運用の教科書では「資産運用はまずはアセットアロケーションを考える」ところからスタートする。 アセットアロケーションとは何か? アセットアロケーションとは、投資資産(アセット)を異なる資産クラスやカテゴリに分散する(アロケーション)こと。具体的には、株式、債券、不動産、商品、現金などの配分を決めることだ。こ ...
「退職金運用に失敗して老後生活が暗転した」 - そんな、人々の老後不安と野次馬根性を掻き立てるネット記事に溢れる今の時代。とにかく不安を感じるだけでは始まらない。今回は退職金運用を失敗する人の特徴を考えてみた。 60代男性に人気の楽天日本株4.3倍ブルが意味すること 楽天証券の投資信託販売ランキングに年齢別ランキングというものがある。退職者が多いであろう60代以上男性のランキング1位は、楽天日本株4.3倍ブルという日本株のレバレッジ投信だ。この投信は、ヤフーファイナンスの利回りランキング(1年間)で第2位 ...
FIRE卒業を避ける為にやるべこと - 大規模ドローダウン(資産下落)に耐える米国株運用テクニックとは
2022年に流行ったのがFIRE卒業。FIRE資産が枯渇したというよりも2022年の米国株のドローダウン(保有資産の下落)に精神的に耐えられなかったケースがほとんどだろう。 S&P 500の2022年年間ドローダウンはドル建て-19%であった。2022年は幸運にも円安が進んだので、S&P 500だけなら円ベースでは-7%とそこまで大きくはなかった。ただ、4%ルールで取り崩していた場合は取崩し分を含めて11%も資産が減ることになる。 コロナ禍でハイテク企業の株が伸びた。例えば、S&P ...
5000万円をS&P 500で運用したらFIREできるか?18パターンの検証
FIREとは、Financial Independence:(給与などではなく)自らの資産で生活費を賄い、Retire Early:働かずに生きていくという、現代のビジネスパーソンの7割が希望する生き方1。皆の憧れだ。しかし、いったい資産はいくら必要なのであろうか?一般には年間生活費の25倍といわれている。例えば、月間生活費を30万円とすると30万円 X 12か月 X 25倍 = 9000万円ということになる。 9000万円はなかなかたまらないだろう。FIREで一つの目安といわれているのが5000万円。ビ ...
30パターン検証で見えたS&P 500でFIREする際の最適取崩し率とは?
5000万円貯めたら人生勝ち組!FIREで自由を満喫しよう!とインターネット上に溢れているFIRE賛美。その一方で推奨されている年間4%の取崩し率では資産が5000万円あったとして年間生活費はわずか200万円。税金を考慮しなくて16.6万円しか月額生活費ない状態で暮らして行けそうにもないというのが正直な感想だ。 その一方でS&P 500の年間平均リターンは10%あるとされる。この4%と10%の差は6%はどこから生まれているのか?S&P 500で資産を運用した場合の取崩し率は何%が適当なのか ...
FIRE、つまり、資産を形成してその資産から生み出される収益だけで(Financial Independence) 、働かず(Retire Early)に暮らしていきたいとか考えるビジネスパーソンも多いだろう。その一方で、一般的に言われているFIRE資金は、最低5000万円、標準1億円、完全な安全ラインは2億円と言われており、勤め人として準備するのは難しいだろう。 これでは、一生FIREできない。そこで、3000万円を準備し、その3000万を人気の投資商品であるオルカンで運用し、FIREしたらどうなるのか ...
FIREにおける4%ルールは正しいのか? トリニティスタディの研究
FIREとは資産を形成してその資産から生み出される収益だけで(Financial Independence) 働かず(Retire Early)に暮らしていくということ。 FIRE時には生活費を捻出するために徐々に資産を取り崩していくということになる。そうするといつか資産はなくなってしまうということになる。しかし、FIRE時に資産運用をすることが前提なので運用益が得れる。その運用益だけを生活費として取り崩していけば、資産が減らずに生活費が捻出できるいわばお金の永久機関が誕生する。 多くのFIRE理論では、 ...
結論は、5000万を貯めたら、十分、FIREできそうだという結論に至った。この記事ではその思考の経路を解説していく。 そもそもFIREとは何か? FIREとは、資産を形成してその資産から生み出される収益だけで(Financial Independence) 、働かず(Retire Early)に暮らしていくということ。 FIREできるという状況は、まず、資産が減らず(つまり、お金の心配なく)、働かなくても暮らせる。まさに、憧れの大金持ちのみが許されるであろう夢の生活ができるという人生戦略である。 FIRE ...
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